明日の仕事、〇〇は大丈夫かな？
△△は、できるかな？
そういえば、〇〇の準備は・・・
考え始めると次々と湧いてくる不安、不安、不安。
教員時代、私は毎日そんな状態でした。
もともと不安を感じやすい心配性の性格。
特に、何か行事やいつもと違いことをする前などは、不安が膨れ上がってしまいました。
膨れ上がった不安は、いろいろな支障をきたしました。
眠れない。
イライラする。
作業が進まない。
どうすりゃいいんだよ～！！！
と、心の中で叫んでも、なぁんにも変わりませんでした。
変わるきっかけになったのは、書籍、動画、人からの教えなどなど。
ずっと紹介し続けているちょっとした言葉でした。
今回は、特に不安で押しつぶされそうになった時に、自分を支えてくれた言葉を紹介します。
これを読んだ方の不安を解消するヒントになってほしいなぁと願っています。
それでは、紹介します。
不安は小さいうちにつみとるといい
とにかく不安だぁ！！
これが、不安に押しつぶされた時に、私がよく言っていた言葉です。
何が不安なの？？
とにかく不安なんです！
この繰り返し。
まさに堂々巡り。
要するに、何が不安なのかさえ分からないんです。
こんな時に、先輩から言われたのが、この言葉。
かたつむりくん、不安は小さいうちにつみとるといいんだよ。
不安はほっておくと、勝手に大きくなってしまうから・・・。
いやいや、この不安がそんな小さなわけないでしょ。
正直、そう思いました。
でも、よくよく考えてみたら確かに小さい不安に過ぎないことに気づきました。
例えば、期日までに提出する文書があったとします。
手を付ける前に、概要だけ見ていたら、ものすごく難しいものに感じていました。
でも、見出しだけ作ってみると見え方が変わります。
これ今までに書いたものを使えばいいだけじゃない？
とんでもなく大きな不安を感じさせていたものが、実はたいしたことなかったと感じた瞬間でした。
不安のほとんどは、実は小さなもの。
それを大きなものに錯覚させているのは、自分自身。
そのことに気づかせてくれたのが、
不安は小さいうちにつみとるといい。
という言葉でした。
自分は自分。相手は相手。
不安は小さいうちにつみとればいい。
ほっておくと、自分自身で不安を大きくしてしまうから。
じゃあ、なぜ不安を勝手に大きくしてしまっていたのか。
それを教えてくれたのも先ほどの先輩でした。
かたつむりくんは自分に期待しすぎ。相手をすごく思いすぎ。
自分は自分。相手は相手だよ。
比べてもいいことないよ。
自分に期待していいじゃん！
実際、周りの人すごいじゃん！
先輩の言っていることは、さっぱりわかりませんでした。
でも、
自分は自分。相手は相手。
という言葉が妙に頭に残ったので、何となく口にすることが増えました。
そうしているうちに、わかったことが一つ。
誰かと比較する時に、妙にそわそわして、落ち込むこと。
まさに、不安が大きくなった時と同じ状態でした。
要するに、不安を大きくする引き金は、
他者との比較だった
ということです。
そもそも、自分も相手も違う存在です。
比較しても、優劣をつけることなんてできないはず。
それに気づいた時、勝手に不安を大きくすることが減っていきました。
良くも悪くも１００％はありえない
最後は、先輩の教えからは離れます。
マンガから学んだ言葉です。
もともとの言葉は、上記のものとは若干異なります。
大好きなマンガ『ブリーチ』その中に出てくるキャラクター
涅マユリの言葉。
この言葉に賛否があるのは承知しています。
でも、私の中では、こう解釈しました。
よくもわるくも１００％はないと思えば、欠けている部分も
「まぁいいか！」と思えるなぁ
と・・・。
どんなに頑張っても１００％の結果は出ない。あらはきっとある。
どんなに致命的な状況になっても１００％致命的ではない。希望はきっとある。
そう思うと、下手に不安を膨らませることも楽天的になることもなくなりました。
要するに、
ちょうどいいバランスを取ることができたわけです。
このバランスが、不安を上手にコントロールするきっかけになりました。
まとめ
今回は、次の３つの言葉を紹介しました。
・不安は小さいうちにつみとるといい
・自分は自分。相手は相手。
・よくもわるくも１００％はありえない
昔よりは多少ましになったとはいえ、今でもまだまだ不安を感じやすいです。
でも、ちょっとずつちょっとずつ前に進んでいる気がします。
これらの言葉が、みなさんの不安を和らげるきっかけになれば、うれしいです。
以上、かたつむりでした。
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